2014年2月19日水曜日

今年度最初のCAVが修了しました

今回も受講者は定員6名での開催でした。
特に、今回は10代から70代まで、年齢差の大きなメンバーでしたが、何の違和感もなく、修了しました。聴くこと・声を出すこと・自分を観ることなど、CAVで学ぶことは普遍的なものなのだなと感じました。
感想文を書いていただきましたが、全員A4用紙いっぱいの感想文でした。
全文ではありませんが、ここに掲載いたします。


♪ トマティスメソッドに関しては友人から紹介を受けてからインターネットなどで情報を集めて何となくイメージが持てていましたが、CAVに関しては、はっきり言ってイメージができずに、何となく声が良くなる事、もとの自分(赤ちゃんの頃)に近づく事が出来、身体の調整をとれるぐらいに思っていました。
講習の間、難しい事をしている訳ではないのに出来ないことがショックでした。
しかし、日原先生の言われるまま素直にする、その事だけ守りながら出来たように思います。自分の中を空っぽにしてやることをほんの一瞬ですが体感できました。
客観的に観察をする事はふだんも意識していましたがCAVのアプローチ方法がすごくシンプルでこれからの生活でも続けていきたく思います。
何気なく声を出し、何気なく聞く、それより意識を向けてやる。そこに喜びがあり、元気になりました。初日に先生が仰っていた「元気」になる、まさに、それが自身の命を感じることの素晴らしさを知りました。
僕は喫煙者ですが、コースの2日目から自然にタバコを断っています(笑)
こんな効果があるならハミングをずっと続けていきたいと思いました。

♪ CAVは母から急に受けろと言われたので、どういうことをするのか全くわからなくて、最初はとても緊張しました。
でも、自分の声が通りにくいことは前からの悩みで、特に高3のときに友達によく言われるようになってから、自分でも早くなおしたいと思っていました。
この4日間、先生にトレーニングしてもらって、横隔膜を使えていないということが分かりました。これは、英語のトレーニングを受けているときから言われていたのですが、どうしても声を出すことばかりに集中して、横隔膜の方に意識が向きませんでした。なので、これからは横隔膜を最大限に使って声を出さなくてはならないということに気づくことができました。
まだまだ十分に使えず、息があまり出ていないので、家でも沢山練習して自分の声を好きになれたらいいなと思います。将来は中学か高校の英語教師になることが夢なので、通る声と正しい母音の発声の仕方、正しい発音を手に入れられるよう、これからも頑張りたいです。4日間様々の事を教えてくださって本当にありがとうございました。

♪ この4日間のセミナーを通じて日原美智子先生に出会えたこと。そして5人の受講生のみなさんに出会えたことに感謝いたします。
カーブで期待していたことは、あの「ハミング」を自分のものにしたい!!という狭量な欲からでした。
けれど、私は期待していた以上のものをたくさん手にしました。
5人の仲間がどんどん成長していくのを目の当たりに見ているのが、とても嬉しく感動でした。
それぞれの個性を大切に包みながら、そのままで自分の大切さに気づかされていった4日間でした。
単に「ハミング」という技術を手に入れるという想いでここに来たことをとても恥ずかしく思いました。
私たち6名はそれぞれ宝を頂きました。この宝が朽ちないように今日から磨いていかねばなりません。
小さなことを日々積み上げていくことの素晴らしさを再認識させていただきました。
昨年秋にリスニングのトレーニングに通いつめた時の苦労はカーブ受講により吹っ飛びました。
自分をもっと大切に、自分にもっと親切に、そして何があっても楽しく生きる方を選択していきます。
4日間本当にありがとうございました。全てに愛と感謝を込めていつも祈ります。

♪ 4日間どうもありがとうございました。
言葉を出すことが相当嫌でしたが、嫌なままでいても仕方はないし、仕事はうまくまわらないので、CAV受講を決めました。体が覚えていて無意識にやっている、不明瞭な言葉を出すくせを、4日間で変えようと思いました。
CAVの受講は1日目、2日目は大変でしたが、3,4日目はなんとかなりました。人前で声を出すのは非常にとんでもないことでしたが、3日目には慣れてきてなんとかできました。
CAV受講後は
・以前、よく聞き返されていたことは、息のコントロールができれば変えられそうです。
・声を出すのが嫌であまり人とはなしたくないと思っていましたが、なんとかなりました。
・長く話すと胸が痛くなっていましたが、痛くなくなりました。
・自分の声をあまり聴きたくないと思っていましたが、リラックス状態を保っていれば自分の声が聞こえます。
・しゃべった後、どこかへ隠れたくなっていましたが、隠れなくてもよくなりました。
ということで、リラックスした状態を保てるよう、自分がニュートラルにいるクセをつけたいと思います。

♪ 受講後、感じていること
・体がゆるむ。CAV実行中時々意識を身体各部へ送ってみる。背骨・前後肋骨・鎖骨・肩甲骨・頭部・鳩尾・丹田・腕・脚・・・。感性は鈍い方だが、振動が伝わると、靜かな気持ちになると同時に身体も緩んでいくようだ。
・聴き取りの姿勢が少し楽になった。今までは鳩尾から上の前傾が苦しかったが、鳩尾から腹部にかけて脱力することが少しできるようになり、以前よりは姿勢が楽になった。
・呼吸が楽になった。今までも分かっていたことではあるが、自分の胸腔・腹腔の骨・筋肉の可動性は悪くガチガチだった。それが少し減り、呼吸にスムーズさが出てきたのが嬉しい。
・CAVをしていると、重心が下がり気持ちが落ち着く。
今後については
・多くのことを学んだと思うが、まだ頭の整理ができていない。資料やノート・小冊子「耳と聲」をよみかえしている。
・一つの財産を頂いたと思っている。今から焦らず実行したいと思っている。

♪ あまり考えずに参加したセミナーですが、こんなに自分が無意識に行っていることの多いことや意識してやることの難しさを感じました。
又、耳が持つ多くのことが体に影響していることにも驚きました。
これから、講義を行う私にとって本当に大事なことなので、毎日、練習を重ねて行きたいと思います。
そして、人に対しても自分に対しても大切にできる人間になります。
いつもいつも自分の中で他人に対して優しくふるまっていても、(優しくしているのに優しくなれていない)違う違うと思っていました。
本当に貴重な四日間だったと思います。
ありがとうございました。

          

                     最後の日、郡愛飯店で打ち上げ