2015年7月13日月曜日

ゲーゴル協会講演会参加

先日のアーユルヴェーダ学会研究総会のブースで知り合いましたゲーゴル協会の小川氏主催の講演会および講習会に参加してきました。
11日の講演会は、宮崎県綾で薬局を開業の傍ら食事療法の台所を併設されています郷田美紀子さんのお話しでした。
世界で照葉樹林の地帯はネパール中腹からアジア、朝鮮半島南部から西南日本にかけて分布しているそうですが、それらの地域では場所は違っても同じような生活文化があり、食文化があるそうです。
例えば、モチ(ネバネバ)性食品、大豆発酵食品、甘酒などだそうです。
綾はその照葉樹林のある貴重なところで、地産地消の食事作りを守り続けてらっしゃいます。
お話しの中で、その地域の気候風土にあった食生活の大切さを説かれました。それは、五行の五味にあり、季節に応じた食材をとるということ。五味は五臓に関係し、私たちの身体に即、関連しているということでした。

12日はゲーゴル協会の小川氏が心身機能活性運動療法の実践をしてくださいました。
これからの時代、後期高齢者が増え、寝たきり老人が増加傾向にあります。1人でも寝たきりにしないようにするために今、どうすればよいか。介護をする人たちの指針となるような小川氏独自の運動療法を数種類受けました。冷房してある部屋にいながら瞬く間に汗が吹き出ました。軽い動きであっても、しっかりと身体全体を動かせる運動にびっくりしました。

この療法に、トマティスのフォーブレインを使いながら耳からの刺激も与えてできればいいのではないかと思いました。