2013年10月21日月曜日

第2回トマティス朗読劇の会発表会

トマティス朗読劇の会が発足しましてから2年がたちました。
この会はトマティスのCAVを修了された方々の参加で毎月第3土曜日を練習日として、練習をしてきました。現在在籍人数は15名です。

今回、10月19日に第2回の発表会をしました。
終わったあと、茶話会をしましたが、参加者は一様に「楽しかった~」との声でした。

役になりきって声を出すのは、自分の違った一面を出すことでもあり、また、からだ全体から声を出しますので、横隔膜をしっかりつかい、呼吸もしっかりしてきます。
「ストレス解消・・・」と言われる方もあります。

11月からは来年の第3回発表会に向けての練習です。
次回はもっと大きな会場でなどと思いをふくらませて、メンバー全員ワクワクしています。








2013年10月7日月曜日

CAVの感想

9月14日~9月22日にかけてCAVとフォローアップCAVを開催しました。

今回のCAVは連続の4日間ではなく、2週に分けて2日づつの開催となりました。
神戸センターでは初めての試みでしたが、スムーズに修了しました。

また、フォローアップは3日に分けて計16名の方に受けていただきました。

CAV受講者の方のみの感想ですが、掲載いたします。


♪ ハミング、これを経験することができたことは、ひとつの宝物をいただいたようなことだったな、と感じています。
 「あそこ(ハミングの場所)にいつでも戻れる。戻ったらいい」と思える。
 心の中の静かな湖に戻れるような、なーんでもない自分に戻れるような、そんな感じ。それってとても心強い安心なことに感じます。
 耳を澄ますこと、無になって聞くことの大切さを教えて頂きました。
 これまで、私が声を出すときに感じていた疑問・問題点を解く鍵がCAVの中にあったように思います。この4日間にいただいた種をゆっくり大事に楽しいこととして育てていけたらいいなあと思います。
 私はすぐ答えが欲しい傾向の強い人間です。でも、急ぐことはないと思えています。

♪ 私がこれまでずっと知りたかった“自分を愛する”とはどういうこと?という問いの“答え”がわかりました!
 自分に優しく、もっと優しく、このままでいいんだーという、ふに落ちる感覚。
 まず、自分の声(鼓動のリズム)を聴くということ。
 正直に言うと、自分の声はあまり好きではありませんでしたし、他人ともできるだけコミュニケ-ションをとらずに生きられたらいいのに・・・という想いで生きてきました。
 この4日間で、人生観がガラリと変わってしまいました。
 先生が自然体でいらっしゃるから、私も自然に、フリーでいることができ、長時間のトレーニングにもかかわらず、全く疲れませんでした。
 すべての感性が変わってしまったようなので、これまでの固定概念は思い出BOXに入れ、これからの人生の展開を楽しみにしたいと思います。

♪ とても素晴らしい貴重な体験をさせていただきました。
 20年程前から10年前頃まではとても“音”にこだわって“美しい音”を出すためには・・・という勉強をしてきました。
 ドイツやフランスで学び、自分なりに納得できる音が出せるようになってきたので、最近では、より楽に演奏すること、自由な表現をすることに勉強の焦点が変わってきていました。
 ご縁あってトマティスを受講することになり、再び“音”の“聴き方”を意識することとなり、今回のCAVで、その“聴き方”の焦点のあて方、意識の持ち方などを教えていただき、“弾くこと”ではなく“聴くこと”により、こんなにも音色・音質・響きが変化することがわかり、大変な驚きとともに感激しました。
 先生にピアノの音の聴き方を教えていただき、家でやってみましたところ、今までやろうとして出来なった、出なかった響きがそこにあったので鳥肌が立ってしまってとてもうれしかったです。
 深い響きはより密度が濃くなったように感じましたし、軽い明るい音は高周波を聴くことにより、よりキラキラと輝きが増えました。
 これはもう一瞬で変わるのでとてもおもしろかったです。
 貴重な宝物のようなものをいただけてありがたいです。心より感謝いたします。

♪ 今の自分にはできないこと、それが客観的に見えるようになり、自分自身を許せるようになった。
 声が届かないという原点(幼少期、幼年期の体験)が影響していたが、明るい方向が見える。
 リーダーに向かない、という思いからすこし解放される。
 わかる、気づく、定義、意味などの言葉が聞く、聴くという経験でつながったような気がする。
 意志を持って伝えることの大切さを知る
 積み重ねること、キープすることが気づくことの先にある大切な要素であることを知る
 自分の声を見る、相手に伝わるかどうかはその先。

♪ 昔から、テープに取った自分の声を聴くと、とても違和感を持っていました。
 今回のCAVを受講させて頂いて、自分は骨導を主に聞いていたことが解り、とても納得しました。
 声を外へ届けることが素晴らしいことだと始めて感じました。
 患者さんの施術の時にこの声をどのように使っていけるのかをいろいろ実験してみたいと思います。
 ありがとうございました!

♪ 本当の声と出愛うことは、本当の私と出愛うこと
 美しくひびく声を聴けることは、美しくひびく私を認めること
 静かなハミングは静かな内と向き合うこと
 あるがままの素の私が静かで美しいことを気づく4日間でした。
 今までの声は私の鎧であったのかもしれない・・・
 この時期にこの素晴らしい体験は様々な制限から解放し、私を楽にしてくれるものだと感じます
 特別な意識なく、自然になれた時に、このメソッドは私の中で完成されるものだと思います。